天然石パワーストーンのブレスレットは日頃から様々なエネルギーを受け取っています。
人間が様々なエネルギーを受け取るのと同じ感覚だと思っていただくとイメージが湧くと思います。
ポジティブな人と一緒にいると自分も元気になり波動が高くなる感覚になると思いますが、ネガティブな人と一緒にいたり、雑多なエネルギーが混ざっている人混みにいくと、自分自身もエネルギーが落ちて疲れてしまいます。
それと同じように、天然石も様々なエネルギーを受け取っているので、定期的に浄化をしてあげることでナチュラルな状態を保つことができ、パワーストーンとしての効果を最大限発揮してくれるようになります。
さて、パワーストーンの浄化は決して難しいことではありませんが、天然石の種類によっては注意しなければならないこともあり、やり方に慣れるまでは大変かもしれませんが、今回、全部で9つの浄化方法を解説するので、ご自身のライフスタイルとパワーストーンとの相性をみながら参考にしていただければと思います。
それぞれの浄化方法に目安として「難易度」と「浄化度」を星で判定していますが、こちらの数値は当店の見解です。一般的な基準ではありませんのであらかじめご了承ください。
①水晶クラスター

難易度★
浄化度★★★★★
- 対応するタイプ
-
- ブレスレットなどの加工された天然石
- 水晶クラスターが適さない天然石
-
- なし
一番王道で、一番浄化効果があるやり方が水晶クラスターでの浄化です。水晶自体が浄化力が高い天然石として知られています。
水晶クラスターとは、こちらの画像のような水晶のポイントが集まって原石の形を形成しているものを言います。
もともとクラスターとは集合体とか、同じ性質のものが集まっている、という意味がありますが、この場合は水晶の結晶が集まっているものと思っていただければと思います。
この水晶クラスターが一番浄化に適しているのですが、まず、水晶はどんなパワーストーンとも相性が良くて、相手を選びません。
ですので、一種類の天然石で組んでいるパワーストーンも、複数の石で組んでいるパワーストーンも、どんなパワーストーンでも浄化することができます。
浄化方法はとても簡単で、水晶クラスターの上にパワーストーンを置いておくだけで浄化ができます。

水晶クラスターだったら何でも良いか?
「水晶クラスターだったら何でも良いですか?」というご質問をよくいただきます。
結論としてはどんな水晶クラスターでも浄化することはできますが、より浄化効果の高い水晶クラスターを選ぶなら、
- 水晶の透明度が高いもの
- パワーストーンブレスレットが完全に乗るもの
こちらを目安に選んでいただければと思います。
また、水晶クラスターの産地についてのご質問もいただきます。
産地はどちらでも構いませんが、例えば、アメリカ・アーカンソー州産の水晶は全体的に透明度が高いとされていたり、ヒマラヤ産の水晶は霊性が高いと言われていたり、ちょっとした特徴があります。
水晶クラスター自体の浄化は必要は?
水晶クラスターも一種の天然石パワーストーンですので、浄化をした方が良いのかと疑問に思われる方も多いですが、水晶自体は浄化をしなくても良いとされています。
理由は、もともと水晶には浄化作用があるので自浄作用を働かせて浄化しているからです。
ただし浄化をしなくても良いとはいえ、定期的にお手入れはした方がより効果を発揮してくれますし、劣化もしにくくなります。
ホコリを払う、汚れたら拭く、流水で流す、などの簡単な方法で良いのでお手入れをしてあげましょう。
②水晶さざれ石
難易度★
浄化度★★★
- 対応するタイプ
-
- ブレスレットなどの加工された天然石
- 水晶さざれ石が適さない天然石
-
- なし
水晶を細かく加工したり小さく砕かれたものをさざれ石と言います。お皿にさざれ石を敷いてその上にパワーストーンを置くことで浄化になります。感覚としては水晶クラスターによる浄化と同じです。
使うお皿は100円ショップなどで売っているお皿で構いませんが、専用のブレスレット置きも販売されているので、こだわる方はこちらもご覧ください。
水晶という点ではクラスターと同じですが、クラスターは原石のまま、さざれ石は加工されているもの、という違いがあります。
水晶は原石の状態のままであれば自浄作用があるので、クラスター自体を浄化する必要はありませんが、さざれ石のように加工されている水晶は自浄作用が弱くなっていると言われています。
そのため、浄化用として使っているさざれ石も定期的に浄化してクリアな状態にしておきましょう。
さざれ石の浄化方法はこの後ご紹介する「月光浴」「日光浴」「流水」などが適しています。
③月光浴

難易度★
浄化度★★★★
- 対応するタイプ
-
- ブレスレットなどの加工された天然石
- クラスターなどの原石
- 月光浴が適さない天然石
-
- なし
月光浴はその名の通り月明かりに当てることで浄化する方法です。
月の引力によって潮の満ち引きが起きていたり、女性の月経にも関わっているとされていて、目に見えないですが大きな力を与えている存在です。
月光浴をすることでパワーストーンに溜まったエネルギーをクリアにして、パワーチャージも行うことができます。特に、月のエネルギーが一番強い満月の日に月光浴に当てるとその効果は抜群です♪
また、満月はおおよそ月に一回のスパンで訪れるので、満月に合わせて月光浴を行うと定期的な浄化にもなるのでおすすめです。毎日は浄化できないという方や、水晶クラスターなどの浄化アイテムをお持ちでない方も手軽にできるのでお試しください。
月光浴の浄化の時間について
月明かりに当てる時間については様々な意見があるので迷われてしまうかもしれませんが、目安としては1~2時間程度で構いません。
当然、時間がなくて数十分しか浄化できないこともあると思いますが、それでもやらないよりはやった方が良いですので、時間にはとらわれずに「浄化をする」ということを優先していただければと思います。
夜窓辺に置いて、朝までそのままということもあると思います。それでも大丈夫ですが、朝は日光にあたるので紫外線に弱いラリマーやラピスラズリなどは注意をしてください。
また、冬の寒い季節は窓辺や外に置いておくと結露してパワーストーンが濡れてしまうことがありますので、水に弱い天然石は注意が必要です。
このようなことを考慮すると、起きている時間に1~2時間程度がちょうど良いのかなと思います。
曇りの日も月光浴の効果はあるの?
満月の日が必ずしも晴天に恵まれて月明かりがよく見えるとは限りませんが、月明かりが見えなくても、月自体の力は衰えませんので浄化効果はありますので、通常の月光浴と同じように窓辺に置いていただくと浄化効果があります。
④日光浴

難易度★
浄化度★★★
- 対応するタイプ
-
- ブレスレットなどの加工された天然石
- クラスターなどの原石
- 日光浴が適さない天然石
-
アメジスト/アクアマリン/インカローズ/ローズクォーツ/ラリマー/トルマリン/ヒスイ/ラブラドライト など
朝日や早朝の太陽が昇る時間帯に日光を当てて浄化する方法です。
太陽の光は生命のエネルギーそのものですので、日光浴をすることで太陽のエネルギーをチャージすることができます。
天然石のマイナスなエネルギーをクリアにするというよりも、パワーチャージをする感じで日光に当てると良いでしょう。
中には太陽光に当てると褪色したり劣化したりしてしまう天然石もありますが、そのような天然石でも数分当てる程度でしたら影響は少ないので問題ありません。
日光浴の浄化の時間について
日光浴の時間は数分~1時間程度で大丈夫です。朝は何かと忙しくて時間も限られると思うので、決まった時間やるのではなく、数分でも「日光浴をする」ことを重視すると良いでしょう。
また、曇りや雨などで太陽が見えない日があると思いますが、太陽自体は昇っていますのでエネルギーがあると考えます。同様に、直射日光に当てなくても屋内やガラス越しでも大丈夫です。
⑤流水

難易度★
浄化度★★★
- 対応するタイプ
-
- ブレスレットなどの加工された天然石
- クラスターなどの原石
- 流水(水)が適さない天然石
-
スギライト/アンバー/インカローズ/ラピスラズリ/ターコイズ など
日常でも何か問題や嫌なことがあったら「水に流す」という言い回しをするように、水に流すことでエネルギーをクリアに流すことができます。
人間も滝行をしたり、シャワーを浴びたりすることも浄化になるのですね。
パワーストーンを流水で浄化する場合は、水を張った器にパワーストーンを入れて、細い水を5分~10分流し続けることで浄化効果があります。
器はどのようなものでも大丈夫ですので、ご自宅にあるものでも良いですし、気になる方は100円ショップに売っているような器でも大丈夫です。また、流す水は水道水で大丈夫です。
湧水での浄化は効果抜群!
水道水でも良いとはいえ、やはり一番効果があるのは山間部にあるきれいな川の水にさらしたり、湧水の源流近くの水にさらす方が浄化の効果があります。
パワーストーンはもともと自然界にあった天然石を使っているので、より自然に近い方が浄化力は高まります。
⑥ホワイトセージ・セージ・お香
難易度★★★★
浄化度★★★★★
- 対応するタイプ
-
- ブレスレットなどの加工された天然石
- クラスターなどの原石
- セージ・お香に注意したい天然石
-
カーネリアン/ターコイズ/ラピスラズリ/ピンクオパール など
セージやお香を焚いて、その煙にパワーストーンを潜らせることで浄化になります。
煙に潜らせると不思議とパワーストーンが透き通ったような印象になり、違いを感じやすいのでおすすめです。
セージは葉っぱのタイプと、加工されて三角形のコーンになっているタイプ、アロマとしてミスト状にして使うタイプなどありますが、葉っぱやコーンのタイプは火をつけなければならないので少しハードルが上がりますが、ミストタイプでしたらスプレーをする感じで手軽に浄化ができます。
よく天然石ショップなどで独特な香りがしますが、それがセージの香りの場合が多いです。
セージの煙によりパワーストーンだけでなく、その空間も一緒に浄化できるメリットがあります。反面、火を扱う浄化方法ですので取り扱いにはご注意ください。
また、パワーストーンを長く煙に当てすぎると逆に煤がついてくすんでしまう可能性もありますので、あくまで一回の浄化では3、4回潜らせる程度がちょうど良いでしょう。
⑦塩・塩水
難易度★★
浄化度★★★★★
- 対応するタイプ
-
- ブレスレットなどの加工された天然石
- クラスターなどの原石
- 塩・塩水(汗)に注意したい天然石
-
スギライト/アンバー/インカローズ/ラピスラズリ/ターコイズ など
(基本的には水に適さない天然石と同様です)
塩による浄化は一番浄化力があり、特にネガティブなエネルギーは一掃する浄化力があります。例えると、コップに入った濁った水が全てきれいになりクリアな状態になるようなイメージです。
やり方としては、お皿の上に天然の塩や削った岩塩を盛って、そこに10分程度パワーストーンを埋めることで浄化になります。
埋めるほどの塩を用意できない場合は、塩の上に置くだけで大丈夫です。
塩による浄化の注意点
天然石によっては塩に弱く劣化してしまうものもあるので、石の特性を把握した上で行ってください。また、デザイン性のあるブレスレットの場合、間に金属パーツが含まれることがありますが、金属は塩に弱い場合があるので、そちらもご注意ください。
浄化力が抜群な反面、取り扱いに注意が必要な浄化方法でもあるので、本当にネガティブなエネルギーを受け取ってしまった場合に行うぐらいでちょうど良いかと思います。
⑧土
難易度★★★★★
浄化度★★★★★
- 対応するタイプ
-
- ブレスレットなどの加工された天然石
- クラスターなどの原石
- 土に適さない天然石
-
基本的にはありませんが、土に水分が含まれていますので綿や麻などの天然素材の布に包んで埋めるようにしてください。
土の中に石を埋めて浄化するやり方です。
石はもともと地球でつくられ、地球から産出されるものですので、土に埋めることで生まれたときと近い状態になり、石が本来の状態を取り戻します。
ただし、その場のエネルギーが良くない場所の土に埋めてしまうと、よくないエネルギーの影響を受けてしまうこともあります。
自分がその場にいて心地よいと感じる場所は問題ありませんが、場所選びが気になる方はおすすめではありません。
また、土には水分が含まれており、水分に弱い天然石もありますので、土に埋めるときには綿や麻などの天然素材の布に包んで埋めるようにしましょう。
⑨音
難易度★★★★★
浄化度★★★
- 対応するタイプ
-
- ブレスレットなどの加工された天然石
- クラスターなどの原石
- 音に適さない天然石
-
なし
シンギングボール、クリスタルボール、音叉などのクリアで綺麗な音を石に聴かせることで浄化する方法です。
石から放たれるエネルギーも、音も共に振動ですので、いい音(=いい振動)を与えることで石の状態も良くなっていきます。
また、音による浄化は石だけでなく空間の浄化や人間自体の浄化にも最適です。
人間もいい音を聴くと気持ちが穏やかになると思いますが、このように音は五感で感じられます。これまでご紹介した浄化方法の中でも、自分で浄化されていることを実感しやすい方法ですのでおすすめです。
パワーストーンの浄化方法まとめ
パワーストーンの浄化方法を9つご紹介しましたが、中には「これならできそう」と思った浄化方法もあるのではないでしょうか。
特に、「月光浴」に関しては準備するものは何もなく、満月の夜に月明かりに当てるだけで浄化効果があるので、初心者の方でもおすすめの浄化方法です。
また、「水晶クラスター・さざれ」はパワーストーンの浄化方法としては定番のやり方です。月光浴は約1ヶ月に1回のみの浄化になってしまいますが、日常的に浄化をする際は、やはり「水晶クラスター・さざれ」がおすすめです。
とはいえ、パワーストーンの浄化は「これをしなければならない」というものはありませんので、ご自身のライフスタイルや感覚を大切にしつつ、長く継続できる方法をご自身の中で確立していただければ幸いです。